映画『モービウス』感想(※ネタバレ注意)
あらすじ
幼いころから血液の難病を患っていた医師モービウスは、
自分や親友マイロの病気を治すために治療法を探していた。
残りの寿命がわずかであったモービウスは、コウモリから作った血清を
自ら投与する危険な治療を試すことに。
病気は治り、強靭な肉体を手に入れるが、
その代償として血を求める怪物(ヴァンパイア)となってしまう。
感想(※ネタバレ注意)
マーベル作品ということもあり、アクションシーンはとても迫力があり、
見ごたえがありました。
内容としては、結構王道な感じでした。
お互い病気を治すために血清を投与してヴァンパイアとなってしまうのですが、
モービウスは、血を求めて人々を襲ってしまうことに苦しみ、
マイロは、手に入れた力を使って人々を襲い、今までの恨みを晴らしていきます。
お互い幼いころに病気で苦しみ、周りから馬鹿にされるいう
辛い経験をしていますが、
モービウスは人のために生き、マイロは自分のために生きるという
対比構造となっています。
最後は、マイロが死んでしまったのは残念でした。
私は、悪者を殺して終わりみたいな流れがあまり好きではありません。
映画などの物語は、悪者を倒して正義が勝つという内容の方が
受けがいいので仕方ないとは思いますが、
マイロが改心してモービウスと共に生きていてほしかったなと思いました。
本作の終わり際、まさか『スパイダーマン:ホームカミング』に
登場したビランが出てくるとは思いませんでした。
それにモービウスと接触しているので、
スパイダーマンvsモービウスとなるのか楽しみです。
また、死んだはずの女医マルティーヌも復活!
ヒロインが早々に退場しちゃうの?みたいな感じでしたが
生き返ってよかったです。
でも、なんで?モービウスの血を飲んだからなのかな。
ここも次回作があるのなら、気になるところです。
最後にひとこと
タイリース・ギブソン(ワイスピのローマン役)が捜査官として出ているので
もう少し見どころ作って欲しかったな...