読書『誰にでもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方』

 

 

お金を稼ぐ際の思い込みや考え方を意識することで、

今まで通りのことをやっているのにどんどんお金を生み出すことができますよ、

という内容でした。

 

感想

本書を読んで重要だなと感じたことが2つありました。

 

1つ目が、お金を生み出す人とそうでない人の違いは、

「お金を受け取れない」ことが原因であること、

2つ目は、お金を生み出すためには、「人間の欲求を知る」ことです。

 

1つ目の「お金を受け取れない」ことについては、

自分には価値がないとか、これはだれにでもできると思い込み、

こんなことでお金をもらってもいいのかと不安に感じてしまったり、

自分には知識がなく、経験も実績もないと完璧を求めてしまうため、

自分のスキルや知識に自信が持てずに、

お金を受け取ることに抵抗を感じてしまうことが原因です。

 

しかし、会社でやっていることが、

たとえ誰にでもできるような仕事内容であっても、

そんなことではお金を受け取れませんとは思うことはないのに、

自分で生み出したお金については受け取れないと思ってしまうのは、

自分でお金を生み出すことは、会社で働くことよりも

何か特別なものであるという思い込みがあるために、

自分が持っているスキルや知識の価値の判断を

鈍らせているのかなと感じました。

 

2つ目の「人間の欲求を知る」ことについては、

お金を生み出すには、相手が何を求めているのかを

第一に考えるという基本的な考えが大切だと改めて学びました。

 

何か商品やサービスを提供してお金を儲けたいと思ったとき、

自分がやりたいことやできることを先に考えてしまい、

相手のことは二の次になってしまうことがあると思います。

 

自分のことを先に考えてしまうと、

商品やサービスを提供することが目的となってしまうため、

こんなことでお客様に満足してもらえるのかと不安になり、

お金を受け取れなくなってしまうのかなと感じました。

 

商品やサービスの価値は感情で決まり、

人は、感情を満たすために商品やサービスにお金を払うと本書では書かれています。

 

そのため、商品やサービスを提供する際は、

まず相手が何を求めているかを知り、

そのために、自分には何ができるのかを考えることで、

自分がもっているスキルや知識の価値を適切に判断することができるようになり、

お金を受け取れるようになるのだと思いました。